終末/自滅
原発が爆発したとき、日本は終わったと思った。この思いは今でも変わらない。安全・安全の大合唱の中で、ほとんどの日本人は心の中で終末を感じているのではなかろうか。福島の子供たちが心配だ。
3.11以降は全く違った世界になってしまった。我々はあの日以前にはもう戻れない。死を忘れて生きることはもうできないのだ。
3.11以来、音楽も映画も読書も集中できなくなってしまった。死、しかも大量の死を前にしていたのだから、それは当然かもしれない。
原発爆発といった、考えうる限りでも最悪の終末を迎えた原因の根源には日本人の特性が深く関わっている。全ての敗北は自滅だ、とは誰の弁だっただろうか?
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