寒い週末はレコードでも

レコードばかり買っている。

Vinyl Me Pleaseというアメリカのレコードクラブに入ったので月に一枚レコードを送ってくれる。J. DillaからBlack Sabbathまで毎回セレクションが楽しみだ。

 

Donuts - Deluxe Edition

Donuts - Deluxe Edition

 

 

 

 

パラノイド(リマスター)

パラノイド(リマスター)

 

 

 今月はNils FrahmのSpace。とても美しい。寒い週末に暖かい部屋で聞くには最高。今年は猫もいるしね。

 

Late Night Tales - Nils Frahm - [輸入アナログ盤 / DLコード付 / 2LP] (ALNLP42)_156 [Analog]

Late Night Tales - Nils Frahm - [輸入アナログ盤 / DLコード付 / 2LP] (ALNLP42)_156 [Analog]

 

そのほか、届いたもの。楽しみは続く。ついてる、ついてる。

 

Black Radio

Black Radio

 

 

 

Live at the Winterland Ballroom-Decemb [12 inch Analog]

Live at the Winterland Ballroom-Decemb [12 inch Analog]

 

 

 

話者の誠実性

時代が移るということは、音楽再生機にも現れる。今はMP3だろうか。ヒップホップが最もフィットする。そして、その音楽も最もリアリティがある。

音楽の説得性力について考えてみたい。

 

ワイルド・スピード EURO MISSION オリジナル・サウンドトラック

ワイルド・スピード EURO MISSION オリジナル・サウンドトラック

 

 

 

Fast Five ワイルド・スピード MEGA MAX オリジナル・サウンドトラック

Fast Five ワイルド・スピード MEGA MAX オリジナル・サウンドトラック

 

 

 

MURDARATION

MURDARATION

 

 

 

9sari

9sari

 

 

結晶成長

Quicksilver Messenger Service/Live盤各種。

 

気づいたらたくさんライブ盤が出版されていて嬉しい。音質とかいろいろあるけれど、シスコ系のクリスタルサウンドが楽しめるだけで満足。やはり、アームを駆使した痙攣しながら透き通るギターはすごいなあ。

以下の盤は、聞けないほど音が悪いものはありませんでした。

 

Live at the Fillmore Auditorium 04/02/1967

Live at the Fillmore Auditorium 04/02/1967

 

 

 

Live at the Fillmore June 7 1968

Live at the Fillmore June 7 1968

 

 

 

Live at the Old Mill Tavern-March 29

Live at the Old Mill Tavern-March 29

 

 

 

Live at the Winterland Ballroom-Decemb [12 inch Analog]

Live at the Winterland Ballroom-Decemb [12 inch Analog]

 

 

2016年:否定と矛盾と絶対性と

Keith Rowe/John Tilbury "Enough Still Not To Know" (4CD)

大晦日から新年に掛けて鑑賞。本当に鑑賞という態度がふさわしい作品です。アートワークも素晴らしい。

物音系もノイズ系もインプロ系も何が面白い作品か、というか一時間近く鑑賞できるか、その基準が良く分からない。この作品も異様な興奮と快楽をもたらしてくれるが、それは個人的な資質によるのだろうか。一音一音が存在していることの矛盾を体現し、超越への道しるべを示しているようだ。

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結晶

純粋なものは穢れる。思考は腐る。幸せも無くなる。

奇跡的に人知れず、時間を掛けて、純粋な織物がなされる。

想いの結晶が紡がれる。

 結晶の輝き。それは虹色だ。

 

Parallelograms

Parallelograms

 

 

 

Soul of All Natural Things

Soul of All Natural Things

 

 

 

 

 

 

Diamond Day

Diamond Day

 

 

 

Lookaftering

Lookaftering

 

 

本を読む本

 

 本を読む本が好きだ。

ビジネス関連も古本も。必死に読書術を解説している本もほほえましい。そんな本を読んでいる時点で本は読めないし、教養も身につかないと思うのだけれど。

ビジネス的な読書術と本好きの楽しみが奇跡的に融合したのが佐藤優さんのベストセラーかな。読書ノートを作りたくなることうけあい。

教訓「すぐに役に立つ知識は賞味期限も短い」

 

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 

そうこうしているうちに、また近所の本屋さんが閉店した。

 

読書の腕前 (光文社知恵の森文庫)

読書の腕前 (光文社知恵の森文庫)

 

 猫が出てくる小説も好きだ。

このSF小説は古典的名作らしい。確かに、ラストに向かう怒涛の幸せな展開は、何かを信じることのできた時代のものだ。

でも、何かを信じないと生きて行けない。猫は一方通行の信頼が成り立たないので、幸せへの扉を明ける鍵のようなものかも。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

 本屋さんと猫。これは涅槃ですね。

 

書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)

書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)

 

 教訓「猫が嫌う人間が犯人だ」

人類への憎悪

 自然への愛と人類への憎悪。

自分がどのように世界を思っているかが、どのように思われているかよりも大事になる。

壊れたロボットと自爆。残ったロボットが森を育てる。

人類憎悪はエゴでもある。