2016年:否定と矛盾と絶対性と

Keith Rowe/John Tilbury "Enough Still Not To Know" (4CD)

大晦日から新年に掛けて鑑賞。本当に鑑賞という態度がふさわしい作品です。アートワークも素晴らしい。

物音系もノイズ系もインプロ系も何が面白い作品か、というか一時間近く鑑賞できるか、その基準が良く分からない。この作品も異様な興奮と快楽をもたらしてくれるが、それは個人的な資質によるのだろうか。一音一音が存在していることの矛盾を体現し、超越への道しるべを示しているようだ。

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