本を読む本

 

 本を読む本が好きだ。

ビジネス関連も古本も。必死に読書術を解説している本もほほえましい。そんな本を読んでいる時点で本は読めないし、教養も身につかないと思うのだけれど。

ビジネス的な読書術と本好きの楽しみが奇跡的に融合したのが佐藤優さんのベストセラーかな。読書ノートを作りたくなることうけあい。

教訓「すぐに役に立つ知識は賞味期限も短い」

 

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

 

 

そうこうしているうちに、また近所の本屋さんが閉店した。

 

読書の腕前 (光文社知恵の森文庫)

読書の腕前 (光文社知恵の森文庫)

 

 猫が出てくる小説も好きだ。

このSF小説は古典的名作らしい。確かに、ラストに向かう怒涛の幸せな展開は、何かを信じることのできた時代のものだ。

でも、何かを信じないと生きて行けない。猫は一方通行の信頼が成り立たないので、幸せへの扉を明ける鍵のようなものかも。

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

 

 本屋さんと猫。これは涅槃ですね。

 

書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)

書店猫ハムレットの跳躍 (創元推理文庫)

 

 教訓「猫が嫌う人間が犯人だ」